絶望にはパフェ
おはようございます。
来てくださってありがとうございます。
夫婦で不妊治療外来に訪れた話を書こうと思います。
不妊治療って、
どうしても子どもが欲しい、という強い意志がある人が行くものかと思っていて、
わたしたち夫婦は
「できたら大歓迎だけど、いないならいない人生でも、まぁいいかね」
という気持ちでした。
だもんで、
不妊治療をするか?といえば、
必要ないのでは?
と思っていたのですが。
でも、漠然とでも子どもが欲しいなぁと考えているならば、
年齢的にも、
一度まじめに向き合ったほうが後々後悔しないのでは?という事で足を運んだわけです。
色々お話を聞いて、
早い話がまず絶望しました。
わたしの年齢で、
自然妊娠の確率は、8%
体外受精をした場合、30%
と言われました。
そんなに低いのかーい!!!
しかも、
体重少なすぎ、
運動しなすぎ、
食事バランス悪い、
睡眠時間も少ない、
など、ダメ出しの嵐。
でも、それが子供を産むという大きな仕事の現状ですよね。
先生は、
欲しくても欲しくてもできないご夫婦をたくさん見てきていらっしゃって、
わたしたちがどんな気持ちでここへ来たかは分からなくても、しっかり取り組まないとそう簡単な事ではないですよ、と伝えてくださいました。
わたしは自分の甘さにもようやく気がつきました。
欲しいものがあれば、
お金を貯めたり節約したり、やりくりして買おうと頑張るのに、
子どもが欲しいなら、
なぜ同じようにやらない?
自分の体に気を配らない?
日々疲れが取れにくいなぁと感じるんだから、
体は昔とは違う。
赤ちゃんが元気に育つように、
寝床を整えて、準備しておかないと。
そして、新たな疑問が。
わたしみたいにできたら嬉しいくらいの気持ちで産んでもいいのかな。
産める、産めない、という問題もあるけれど、
ましてわたしは持病もあるし。
産んだら再発するかもしれないし。
その可能性は高い。
夫は赤ちゃんとわたしの世話が必要になったりしたらどうしよう。
どうしても欲しい!と思い直せば、
夫にも協力してもらわないといけないし、
不妊治療したくない、と思えば、
それはまた夫にも共有しないといけない。
ちなみに、夫の検査もする予定です。
んーーーーー。
なんかもうどうしたいのかさっぱり答えが出ない!!
病院からの帰り道、
ずっと無言のわたしに夫は何を思ったのかな。
その日は、
ふたりでパフェを食べて帰りました。
悲観してもしょうがないので、
現実を受け止めて進むしかない。
産めなかったからといって絶望しなくていいし、
産んで再発しようが何しようが頑張るしかないし、
どうとでもなるんですよね、人生は。
ひとまず、
体重を増やして筋肉をつけてみる!
健康体は病気にもいいはず!
でもまずは、
期限が迫っている仕事!
目の前のことを、ひとつづつ頑張ります。